ガソリンはなくても車は走る【白嶺三山縦走】

だらだらと下る

10:12
沢とは付かず離れずの関係をキープしながらも、道はだらだらと下る。水平距離をもっぱら稼いでいる。あまり高度を稼いでいる感覚はない。しかし、実際には2,000メートル以上今日は標高を下げるわけであり、並大抵のものではないはずなのだが。

登山道からホース

10:25
登山道の真ん中からホースが出ていた。なんだこれ?

地面に埋まっているのがとてつもなく唐突だし、そのホースの先は茂みの奥に続いており、何が目的なのかさっぱり想像がつかなかった。

不気味だ。

ためしに引っ張ってみようかとも思ったが、変なものが出てきたり、何か不吉なことがおきても困るのでやめた。

まさか、この地下に、即身成仏しようとしているお坊さんが埋まっているのではなかろうか、と真剣に考えてしまった。チリンチリン、と鈴の音が鳴るかも、と耳を済ませたが、そんな音は聞こえず。もう仏様になったあとなのか?

・・・いやいや、わざわざ登山道の真下でそんなこと、やらないだろう?謎すぎる。

なだらかな道

10:29
なだらかな道が続く。

急な坂もある

10:41
ハシゴがないと、ただただひたすらに下るだけだ。特に何もコメントなし。

下るなら一気に進むからいいけど、登りでこの道を使っていると、ひたすら長い道にうんざりしてくるかもしれない。

でも、山登りにおいて真のうんざりする道とは、「林道」だ。林道は車が通ったりできるように作られているので、さほどキツくはない。しかしそれが故に単調で、延々と林道歩きをさせられると心底イヤになる。普通の神経の持ち主なら、1時間の林道歩きでげっそりだ。しかし山によっては「3時間、林道歩いてね」などという拷問な場所もあり、まったく油断がならない。

滑らないように、滑らないように

10:46
先に進めば進むほど、横切る沢の川幅が広くなってくる。そのため、だんだんハシゴも大掛かりになってくる。

揺れるハシゴにひやひやしながら、慎重かつ大胆に進む。

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