ガソリンはなくても車は走る【白嶺三山縦走】

ソフトクリームを買った

15:01
えへへ。

ソフトクリーム、買っちゃった。

ビールを飲まないんなら、これくらいのことをやらなくちゃ間がもたない。

普段、下界ではソフトクリームを買って食べようなんてしないけど、まさか山の中でこんな展開になるとは。

「せっかく山小屋がこうして苦労してソフトクリームを提供してるんだから、ご相伴にあずからないと」

という、自分でもよく意味のわからない「せっかくだから」理論をふりかざす。

でも、「間がもつ・もたない」という考え方でいったら、ソフトクリームなんて全くもたない。

なにしろ、すぐに食べないとどんどん溶ける。いくら標高2,000メートルオーバーの地とはいえ、夏は暑い。

それ、迅速かつ跡形もなく食べろ。

下界から持ち込んだスナック

15:17
下界から持って上がったお菓子とジュース。

以前はこんなものを持ち込んでなかったのだが、酒をやめたせいで「何を山に持ち込むか」という判断基準が狂ってしまった。

「山小屋で、夕食の時間までどうやって過ごす?」

を深刻に考えた結果、スナックはまだしも重たいドリンクまで持ち込んでしまっている。

これまで、山小屋でビールを買っていたことを思えば、このドリンク分は明らかに重量増だ。登山中の足腰に与える負担感は相当なものだ。

特に今回は2泊3日だから、ドリンクは2泊分ある。しかも、そのうち一つは、「横須賀ネイビーフレンドシップデー」で買って帰った、ケミカルな色をした巨大ゲータレードだ。

ビールは現地で買うという方針だったのに、ソフトドリンクになったらとたんに小銭惜しさに下界から担いであがるようになった、というのが面白い現象だ。

山と高原地図を肴にしてスポーツドリンクを飲む

15:31
「山と高原地図」の北岳編をあらためて熟読する。

今日の行程のおさらいと、明日の行程の検討。

まじめ?いや、やることがないので。

100円ショップで買ったポテトチップは案の定まずかった。いったいどこの国で作ったものだ?

寒くなってきたのでソックスをはく

15:41
ううう。寒くなってきた。

開放感を求めて、はだしで過ごしてきたのだが、ちょっと厳しいぞ。短パン姿、というのはやめる気はないが、ソックスだけははこう。

登山用の機能性ソックスなので、締め付けが強くてリラックスができないんだけど、しかたがない。

白根御池小屋の近くに咲く花

16:32
この時期は、学生さんたちの合宿がこのエリア一帯のあちこちで行われているようだった。

登山道上ですれ違う人で、冷蔵庫でも背負っているのか、というくらいの重装備でフウフウ言っている学生パーティーを何度もみかけたし、このテントサイトでも学生たちが食事の準備などをやっている。

女子高の山岳部テントも、その中にはあった。女子高でも山岳部ってあるんだな。

どうやら4名の部員と1名の指導教員のパーティーらしい。先生は男なので、独立したテント。年頃の女性を引率するのは、それはそれで大変そうだ。

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