ガソリンはなくても車は走る【白嶺三山縦走】

こんぼうず

13:26
いかんいかん、のんびりするつもりじゃなかったんだけど、あれこれやっているうちに時間がどんどんなくなってきた。バスが13:55発だったはずなので、もう30分を切っている。ご飯を食べるんだったら急がないと。

馬もつを使った煮込みを食べたいので、慌てて施設内の食堂に向かう。

お店の名前は「こんぼうず」というらしい。地元の方言かな?

こんぼうずのお品書き

13:26
このお店は自動券売機で食券を購入する仕組みを取っている。

ええと、お目当てはどれだ。

「ほうとう」がメニュー先頭に書かれていて激しく惹かれるが、やめとけ。あれは煮えるまで相当時間がかかる食べ物だ、一口も食べる前にバスが出発しちまう。

「もつ煮込み定食」を発見したが、値段にびびった。なんと、1,100円とな。それは結構高いな。

どうしたものか、と悩んだが、よくメニューを見るともつ煮の単品が売られていた。600円。これに「ライス(きび入り)」200円を追加したら、800円でそれっぽいお昼ご飯が出来そうだ。余計な小鉢とかいらないので、これで十分。よし、単品を組み合わせよう。

もつ煮とライス

13:35
10分足らずで料理は到着したので、後から考えれば全く問題はないオペレーションだった。しかし、こっちはハラハラもんだった。何せバス停の場所をまだ把握していない立場だからだ。

「まさか、注文が入ってからもつを煮込み始めるんじゃないだろうな?」

とありえないことまで心配してしまった。

馬のもつ煮

13:36
馬のもつを使ったもつ煮。ねぎが多めに載せられているのも嬉しい。

煮詰まってどろどろして塩っ辛いもつ煮は好きではないが、このもつ煮はその点とても美味しく仕上がっていた。

馬だから何か味が違う、といったことはわからなかった。みそで煮込まれているので、臭みは特に感じられず。うんうん、おいしいです。早い時間帯に下山することができて、本当に良かった。

タイミングが悪けりゃ、食事抜きでバスに飛び乗る、っていう展開もありえた。だから、こうやって風呂に入ってさっぱりしてもつ煮食べられて、これを幸せと呼ばずになんと呼ぶ。

最短ルートでバス停へ

13:43
わっさわっさと食べ、すぐに席を立つ。こういう時、一人旅の有利さを感じる。何人かで訪れていたら、こうもフットワーク軽くはできない。

奈良田の里温泉からバス停までは、近道があるということは事前にわかっていた。

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