ガソリンはなくても車は走る【白嶺三山縦走】

農鳥小屋の値段表

13:59
農鳥小屋の値段表。

1泊2食付で7,000円とえらく安い。しかし、「金、土、日と祝祭日、その前日は1,000円高」と書かれているのに要注意。なんとこの山小屋、曜日によって値段が違うのだった。

たぶんこんな山小屋、ここだけなんじゃないか。他では聞いたことがないルール。

ちなみに今日は月曜日。このルールが当てはまらない日なので、7,000円でお泊まりOK。なんだかすごく得した気分。
山小屋って、その山域ごとにだいたい横並びの値段になるものだ。で、最近は1泊2食で9,000円とするところが結構多い。7,000円というのはかなり安い部類だ。場所が場所だけに、物資輸送の手間暇など相当大変なはずだが。

・・・でも、質素な小屋だし、おじさん一人できりもりしているようだし、コストをあまりかけていない小屋でもある。

山の鉄則が書いてある

13:43
小屋の中にはいろいろ張り紙がある。当たり前の事が書いてあるだけなのだが、よく読むとおじさんの「クセ」が垣間見える文章になっている。

安全登山を心掛けよう。早発早着は山の鉄則

こんな訓辞をたれる山小屋って、あんまりないと思う。言われなくてもわかっとるわい、という話だからだ。

でも実際はこれが守られているとは言えず、それを見かねたおじさんはたまらずこういう張り紙を貼ったのだろう。

自然保護に絶大な協力を!!
ゴミは出さない工夫をし、やむをえず出たゴミは、種類、大小を問わず、全て持ち帰ろう!

「絶大な」という表現を使うあたりが面白い人だとうかがえる。

実際のおじさんも、こういうキャラクターだった。お小言を言うタイプ。

ただしその「お小言」に悪意はないし、ガミガミやネチネチでもない・・・と思う。もちろん人なので、虫の居所によっては態度が違うのだろうけど。

軟弱な野郎は要注意

13:44
ここにもゴミの処理についての張り紙があるのだが、

お持ち帰りできない軟弱な方は小屋へ相談してください。

という記述があるあたり、面白い。やっぱりおじさん、くせものだ。

ところで「相談」したらどうなるんだろう。おそらくいろいろ言われるんだろうけど。でもおじさんは悪い人じゃないので、理由が正当だったら引き取ってくれるとは思う。

とはいえ、「正当な理由」でゴミを小屋に捨てるってどんなシチュエーションだよ。たぶんそんなことはないはずだ。

案外売り物がある

14:09
農鳥小屋のお品書きもあった。

正直、おじさんに対してびびっている気持ちがあるので、おじさんと話をして物を買う気なんて全く起きなかった。

でも、あらためてこうやって見てみると、お土産として農鳥小屋のバッヂとかキーホルダーって買っても良かったな、と思う。

山好きの中で知る人ぞ知る農鳥小屋のグッズを身につけていると、「おっ!?」と目にとまって話の種になるし。

ちなみににビールは600円。大抵の山小屋では、350mlのビールは500円だと思うが、ここは600円。さすがに場所が場所だけに高い。

コーヒーはセルフサービス

14:10
「コーヒーは自由に飲んでいいから」

とおじさんに教えてもらった。なんとこの山小屋、ウエルカムドリンク?としてコーヒーが無料サービスなのだった。

お湯はポットに入っていて、インスタントコーヒーや砂糖が置いてある。

なぜこういうサービス精神を発揮するのか、おじさんのメンタリティが興味深い。

「せっかくこんな山奥までやってきたのだから」

という心遣いだろうか?



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